藤城清治美術館 那須高原は、光の祈りの芸術作家 藤城清治の70年を超える長年の創作活動の集大成として、四季美しい那須高原に誕生した初の常設美術館です。

2014年9月7日日曜日

24時間テレビ 愛は地球を救う を終えて

 

皆様もTVでの放映をご覧いただいたことと思います。
那須の美術館にも連日、TVを見られたというお客様が沢山ご来館されております。



2015831()2055分、日本テレビ「24時間テレビ 愛は地球を救う」がフィナーレを迎えました。約2か月、完成前には先生・スタッフとも数時間の睡眠での制作となりましたが、無事、番組中での完成・公開が出来ました。
本ブログでは、アトリエでの制作から日本武道館での公開までを、特設アトリエ裏側からPhoto Reportとしてお届けします。



 


 

アトリエでは先生の描かれた構想、下絵を元に部分ごとの制作が進めます。その部分ごとを高さ3m×2mのアクリル板に貼りこんだもの3つを更につないで幅6mの大作が完成します。
 
 
 
 

しかし、その作業は一つづつのパーツを丁寧に作り込んでいく地道なものです。
 
 

 
 
 
大きな作品の為、時には先生が作品の上で・・・



常に出来上がっていく作品を再確認しながら、現状に即した修正が行われます。


 
 

 

 

 

そして、829日(金)20時過ぎ、連日の作品制作に続き日本武道館の特設アトリエに制作中の作品を搬入いたしました。
 
メインステージのすぐ横です。
 
 
会場のチェックにつづき、早速作品制作が進みます。パーツの制作が進み、部分ごとををアクリルに張り込みます。
 
 
 


また、キャラクターと呼ばれるモチーフと並行して背景も同時進行で進めていきます。




普段の静かなアトリエでの作業と異なり、リハーサルや放映など、スタッフ同士の声も届きにくい特異な空間での作業でした。



ここでケロヨンも応援に?!
 
 
 
はじめて、三つのアクリルを付け合せ、全体を確認します。







組み上げ作業。最終までスタッフによるチェックと手直しが続きます。
 
 
 

 





そしてエンディング直前ついに「小さな奇跡 すべては 愛は地球を救う」の除幕初公開のときを迎えました。
 
除幕を迎える武道館会場はそれまでの華やかな照明から一転、ライトが消され厳かな雰囲気に・・・。



幕がおろされ、出演者の皆さま、会場で観覧されている観客の皆さま、そして、番組放映に関わるスタッフの目に触れると大きな歓声が湧き上がりました。






尚、本作品は1010日(金)から2015118()に札幌芸術の森美術館で開催される展覧会で公開される予定です。
 
 








☆☆ 番 外 ☆☆
会場に突然姿を現したケロヨンは、作品の完成後にスタッフをねぎらってくれました。
今度は9月23日(火・祝)に美術館に現れるかも??!詳細が届き次第ご報告いたします。
 
 
 



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